今年４月１日から建築確認申請が大きく変更となりました
建築確認申請とは新築、増築、改装の工事前に図面や仕様等の書類を役所や指定管理の機関に提出して許可を取る必要があります
それまで新築住宅では4号特例といった制度があり、2階建ての木造住宅は申請が簡素化されており、更には提出から許可が下りるまでの期間が7日間とされていました
その特例が廃止（現在は平屋の建物のみ適用）され審査基準が厳しくなり、更には許可が下りるまでの期間が35日間と延びました
合せてこれまで改装の場合はほとんど建築確認申請を提出せずに工事を進めることが出来たのですが、特に大規模改装の場合は申請が必要となりました
状況が変わったことにより、建築確認申請の提出数が大きく増えて検査をする機関がパンク状態となり許可が下りるまで日数が大幅にかかるようになっています
許可が下りなければ工事を進めることが出来ず、現在許可待ちで待機している建築会社が増えています

法改正が建築業界に大きな影響をもたらし、今年度の建築着工数が激減しそうな感じです
それでも合法的に進める必要がありますので法を順守して進めているところです
仕事があっても思うように進めることが出来ない
今は業界全体がこんな感じですが、一日でも早くスムーズに許可が下りるようになることを願うばかりです